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3. 生きる力を育む教育改革

◇「トライやるウイーク」の円滑な実施を

中学2年生が地域の職場や施設で1週間、体験学習する「トライやるウイーク」は、須磨区の事件を踏まえて”心の教育緊急会議”から長期体験学習の導入提言を受けて企画立案されたもので、全国初の試みです。

平成10年3月の予算審議で「学校、家庭、地域がこぞって関心を持つ契機にもなり、成功すれば大きな成果が期待される。しかし、まず教職員や保護者の理解が必要であり、受け入れ先の確保や一斉の実施時期などの問題があり、画一的な無理な実施をせず、実情に合わせた柔軟な対応をすべきである」と円滑な実施を強調しました。関係者のご努力の結果、神戸市内では82校中78校で実施または計画され、時期も10月から2月と幅を持たせ、充実したものになりました。

◇ 高校の教育改革がスタート
単位制高校、総合学科の導入(神戸甲北高校)

兵庫県では、私たち公明党の強い要望を受け、単位制高校が平成6年度から尼崎稲園高校で、さらに総合学科が平成9年度から神戸甲北高校と香寺高校でスタートし、高校の教育改革の第一歩を踏み出しました。

この教育制度の最大の特色は、大学と同じように学生が自分の興味や関心のある科目を主体的に選択できるとこ ろにあり、学生一人ひとりが自ら進んで学習に取り組み、やる気と個性を育む教育の確立をめざします。

平成10年3月の予算委員会で「高校中途退学が急増するなかで、このような単位制や総合学科の高校を各学区ごとに設置していくべきだ」との提案に対し、教育委員会は「高等学校の長期構想を検討する中で、各学区の状況も踏まえながら、設置推進を検討したい」と前向きな答弁をしました。

◇北神地域の高校対策
三田市内の新設校を通学区域に

現在、北区北部は人口が急増しており、同地域には県立神戸北高校のみで、他の高校に通学する学生にとっては、遠距離のため通学時間と電車賃が大きな負担となっています。

平成9年12月の"自治会連絡協議会と知事と語る集い"で北区代表の要望に対し、知事は「北神地域の不便さに何らかの対策をとるよう教育委員会にお願いする」と答えました。ところが、その後の教育委員会の回答文書では、従来の見解から一歩も出ない内容でした。

この点を重視して、平成10年3月の予算委員会で「知事が約束され、北区民は大いに期待を膨らませているが、どのような対策を考えているのか」と厳しく追及しました。

これに対して教育委員会は、「三田地域に新設する高等学校の通学区域の拡大や弾力化など検討したい」と約束しました。

◇ 県立女性センター構想の復活、始動

男女共生社会をめざし、女性の社会的地位の向上と社会参加の促進の拠点として”兵庫県立女性センター”が、平成4年10月に設立されました。

これは、平成3年9月の代表質問で原稿役を担当し、消えかけていた女性センター構想を復活させ、翌年、予算が付き設立の運びとなったものです。

この女性センターは、いままで生活文化部、労働部などに分かれていた女性に関する事業を一元化し、相談、情報、研修、保育などの各コーナーを設置し、女性に社会での活躍の機会を提供するものです。特に最近では、女性の起業家セミナーが好評です。

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