|
◇神戸電鉄の複線化に公的支援の実現へ
|
北区に住む市民にとって最大の不満は、神戸電鉄と北神急行の高い電車賃であります。
初当選以来、神戸電鉄の高い電車賃の抑制と複線化問題に取り組んできました。
平成5年11月の本会議で「鉄道整備は道路と同じく準公共事業であるという発想に切り替えて、国・県・市による新しい公的支援策が必要」とただした結果、翌年1月に神戸電鉄の複線化の検討会が県・市・神鉄の3者で設置され検討が行なわれてきました。
平成10年3月の予算委員会で住都公団の協力と県・市の公的支援の内容および結論の時期をただしました。その結果、このたび県・市・住都公団で神戸電鉄の複線化事業に公的支援を行なう枠組みがほぼ固まりました。
有馬口から三田までの複線化に事業費が380億円かかりますが、これを神戸電鉄だけで行なうと、今でも高い電車賃をさらに高くしないと採算が取れなくなるのは明らかで、この公的支援により運賃抑制と複線化の早期実現に大きく寄与することになりました。
|

▲神戸電鉄の単線区域
|
◇ 神鉄に昼間割引き回数券が実現
神戸電鉄は平成8年4月から昼間割引き回数券(16.7%引き)と土日・休日割引き回数券(28.6%引き)を導入しました。
これは、北神急行値上げの反対陳情に関連した要望によって実現したものです。
◇ 北神急行の高運賃の値下げを
県・市が公的支援検討へ
7kmが430円と高額運賃の北神急行は、当初計画と比べ乗客数が伸びないため、累積赤字が273億円と資本金の9倍になっています。これに対して、県と神戸市は北神急行への新しい支援策により、大幅な運賃の値下げをすることで乗客増を図ろうと検討に入りました。
今回の動きは、平成5年北神急行の値上げに対して、北区民の代表の方とともに国へ反対陳情を行なったことがきっかけとなったものです。
こうした中、近畿運輸局は、県・市及び関係事業者で、北神地域の鉄道問題検討委員会を設置。平成10年3月に高額運賃の格差是正が指摘され、現行運賃を軽減するための支援について、引き続き検討していくという中間報告がまとめられました。
これを受けて、県議会の予算委員会でこの問題を取り上げ、「県・神戸市が過去にP線方式で、ピーク時5億円余りの財政支援を実施していたことを考えると、100円規模の運賃値下げをする抜本的な公的支援を検討すべき」と強く主張しました。また、神戸市からも県の11年度予算に対する要望書で、北神急行の運賃低減策に対する支援の拡充が出されるなど、今回の運賃値下げへの動きとなりました。
◇ 新神戸トンネルを阪神高速へ移管
県が必要性を表明
一歩前進する[料金低減化対策]
平成10年9月の本会議で、「阪神高速神戸西宮線の慢性的な渋滞の解消策として、阪神高速北神戸線と新神戸トンネルをバイパスとして活用しては」と提案しました。
そのために必要なことは、
1. 生田川付近で新神戸トンネルと神戸西宮線及びハーバーハイウェイとをジャンクションで直結すること。
2. 新神戸トンネルを阪神高速道路公団へ移管し、600円という高い通行料金への抵抗をなくすこと。
と指摘して、移管の可能性と今後の推進方針をただしました。
これに対して芦田副知事は、「法的手続き上の課題や採算性などの課題があるが、県としては、神戸市域における利便性の高い高速道路網を形成する観点から、神戸市に協力して道路公団等の関係機関に働きかけていく」と前向きな答弁をしました。
<このほかの主な活動>
◇神鉄踏切事故の再発防止
●神鉄に4項目の再発防止策を申し入れる
●県に狭小踏切の拡幅計画の策定推進を提案
◇ 交番相談員が増員 ふれあい交番員を含めて12交番所に配置
●ひよどり台、星和台、五葉、北鈴蘭台、下谷上、日の峰、大池、唐櫃、有野台、
有野、有馬、長尾の各交番所
|